Coherence
Coherence・・・つじつま合わせ。
木工の組み立て作業は、つじつま合わせの連続です。
収納棚作りも大詰めです。
できるだけ正確に部材を切り出して、正確に直角を出して組んだつもりの部品ですが・・・
部材自体が歪んだり、接合や切断面に僅かな誤差があったりして、組み合わせてみると所定の位置からかなりズレちゃったりします。
↑1600mm先で10mm近いズレがっ
なので、組み立ての際には、接合位置を墨付けて歪みや誤差を確認するのですが、片側を所定の位置合わせると、反対側は5〜10mmもズレちゃってたり・・・
所定の位置に固定するには「雇いざね」や、
ビスケット、
木ダボ、
見えない背面や天板&底板なンかはネジ留めするのですが・・・
所定の位置合うようにするのが大変。
基本、機械部品の組付けと同じく中心から外側に向かって位置合わせするンだけど、引張ったり、押したり、捻ったりと、かなりの力仕事・・・腕も肩もパンパンに張っちゃいます。
その上、ネジ留めなンかだと、位置を合わせたままコーススレッドを打つことになるので、血管切れそうになりながらの作業です。
雇いざね等を使った接着でも、位置を合わせたまま叩き込まなくちゃなりません。
作業毎に形になるので楽しいのですが、体力的には一番キツイ工程でした。
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